こんな感じで栽培しています
 
 果物の栽培方法は数え切れないくらいありますが,ここではうちの栽培方法を紹介します。
肥料のやり方
・・・  肥料は樹の株元から半径2mのところだけにまきます。
 樹の根っこは畑全体にあるのではなく,樹の周りにだけあります。肥料の量は,果実を成らせる数によって決めていて,ぶどう1房,梨1個に必要な栄養分から計算します。
 過剰な肥料は,環境と経営にやさしくありません。また,今「はやり」の高価な特殊肥料は一切使っていません(効くのか効かないのかわからないので・・・)。
水管理 ・・・  水やりは,「カン」に頼るのではなく,土壌中の水分を計る器械(テンションメーター)を使って,土の水分の状態を把握し,必要量をできるだけ余分なところに行かないようにしています。
葡萄の枝管理 ・・・ ぶどう1房を成らせるためには,基葉12枚、副梢12枚が必要で最適だとされています。

果実が成るために必要な養分は,葉っぱの光合成からも賄います。
葉っぱが多い(=葉面積が大きい)と,光合成の能力が高くなります。
しかし,葉が多くなると,それだけ日陰が出来ます。
光合成の能力は,日光の強さによっても変わるため,日陰が出来ると光合成も充分できないわけです。
また,葉が生き残るためにも葉自身が養分を消費しますし,老化(古く)してくると,光合成で生成した養分より,葉自身が生き残るために消費する養分のほうが多くなります。いわゆる”お荷物”ですね。
また,葉が多いと風通しが悪くなり,病気にもなりやすくなります。
こういうわけで,最適な葉の数が決まるわけです。

この”最適な葉数”にするためには,綿密な管理が必要なんです。
放っておくと,葉はドンドン茂っていくので,その都度摘み取る必要があります。

以前は、副梢は全部切り、枝の長さもまちまちでしたが、現在は、樹の生育に適した葉数になるようにしています。

樹に生産目標というノルマをかけているわけですから,管理する私もそれに見合った苦労をするのは当然ですね。
土壌改良 ・・・  土壌改良は,根のあるところだけを自家製堆肥(土壌改良材)を使って集中的に行います。

 自家製堆肥は,ぶどうや梨のせん定枝,落ち葉,建設現場からでる雑草,周辺の山の雑木・落ち葉などから作っています。
「できることからリサイクル」でも紹介しています。

 ぶどうや梨のせん定枝や落ち葉は,1年の役目を終えてまた畑の土となり,これからの栽培に活かされます。
葡萄の剪定 ・・・  ぶどうは,短梢せん定で管理していて,作業をしやすくしています。
梨のネット ・・・  梨は,畑全体にネットをかけて鳥や害虫の侵入を防ぎ,農薬の使用回数を減らすように努力しています。
防除 ・・・  防除は全てSS(スピードスプレイヤー)で適期を逃さないようにしています
(手散布は時間がかかって適期を逃しやすく,散布ムラがでやすいんです)。

ここには全て書き切れませんが,「木」を作るのではなく「果実」を作るよう努力しています。
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